2009年5月9日土曜日

背水であるはずの水が排水

退路を断って戦いに挑む「背水の陣」なのだが・・・、

背後に水を背負ってこぞ「背水」と認識していたのだが、

近頃、気になって背後を振り返ると「水」が無くなっていて
いるのに気付いた。


「背水」が「排水」されてしまったのかもしれない・・・。


つまり「逃げ道」もあるのだと・・・。

これは当初の覚悟を著しく弱め、モチベーション低下に
も繋がると推察されるが、実はその裏腹に良い意味で

 「下手なプレッシャーのかけ方からの解放された」

と断言出来る。


勿論「背水」を反故にしたことは「背任」にあたるかもしれ
ないし、「背徳」なのかもしれない。

このブログの当初目的に対しても「背を向ける」行為にな
るかもしれない。

しかし、無理矢理に「背負い込む」こともない。
「背に腹はかえられない」とも言える。


ただし、「退路」は「進むべき方向の路」ではない。


「進む方向」は色々とある中で、その時々の最適な道を
最適な陣形(体制というか姿勢)で進んでゆきたい。

夢と現実が「背中合わせ」であるのが現状だが・・・、

何とか人々の期待を「背に受けて」行こうという思いを
新たにした「2009年 新緑の季節」でした。